2007年8月27日月曜日

謝謝!


26日に白井市文化会館大ホールで開催された中国人歌手とのジョイントコンサートにチェロ12重奏Cellissimo Bravissimo!の一員として出演してきました。
主催は ⇒朝日新聞の販売会社 で、地域情報紙である「ほおじろ」の十周年特別企画というものでした。
写真は中国人ソプラノ歌手崔 善子さんです。中国と韓国の音楽大学で声楽を学び、現在は中国西南民族大学芸術学院の教授。今回、日本で開催された音楽教育の学会に参加するために初来日。なぜ白井での演奏会出演になったかというと、今回の主催者である朝日新聞販売会社の広報誌の編集メンバーの中に中国出身で白井在住のリーさんがいて、崔とお知り合いの仲ということだったそうです。崔さんにとっては知人が一人しかいない日本に初来日して、しかもチェロ12重奏伴奏でアリアを歌うなんて生まれて初めてのことばかり。来日当初は「早く8/27日になってほしい。(26日本番)」と漏らしていたそうです。それが本番後の居酒屋での打ち上げでは大盛り上がりで韓国民謡2曲を熱唱していただきました。

前半は安倍美穂さんのピアノ伴奏によるソプラノ独唱。
ワインレッドの衣装の崔さんによるウィンナワルツも実に楽しげでしたが、やはりお得意の中国民謡はあの絶妙な節回しで妖艶なお色気も感じさせ、幸せな気持ちに充ち満ちたステージでした。伴奏者の安倍さんもそのスレンダーな体つきからは想像できない気持ちの力強さを感じる絶妙な伴奏でした。 ⇒安倍美穂さんのHP&Blog
後半はチェロ12重奏の単独演奏に加え、アリアのオーケストラ版をチェロ12重奏用に編曲した伴奏付きでソプラノのダイナミックな独唱。お互いに初めての経験で演奏側としては冷や冷やドキドキものでしたがお客様には楽しんでいただけたのでは。
途中にはフリーアナウンサー石亀裕子さんによるゲスト出演者との軽妙なインタービューで会場の一体感を盛り上げていただきました。
残暑厳しい中、予想を超える450名以上のお客様に来場いただき、客席のお客様の表情がともて柔らかで温かい雰囲気のコンサートでした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

件のピアニストです。
来ていただいたお客さまの声に、個々の演奏がどうというよりは「いい演奏会でしたね」とか「素敵なひとときでした!」という感想が多かったのがなんだかうれしかったです。
気持ちの力強さ、ということばに感激しました。「そんなに細いのにどうしてあんな音が出るの?」と聞かれることがよくあって、答えに困ることが多いのですが今度からそれで行きます!

Unknown さんのコメント...

「もっと気持ちを前に出して!」
「横同士でのアンサンブルに気を使うのでは出だしが遅れてしまう。みんなの気持ちが一つになった結果として縦が揃うことが大事だ。」
今回の演奏会のために10回の練習をしましたがそれでもまだまだこだわりたいところが一杯。「ヴィンテージワインのような音色を出して!」って指導されるのですが高級ワインを飲んだことがないもので・・・