♪Weekend CellistのつれづれDaily and Essay♪ ~~~~ 「ハーモニーは結果ではなく重要なのはそれに至るプロセスである。他との関わりの中で自分を確かめる歓び、それが結果として美しい響きとなって聴こえてくるのが理想である。」(武満徹:「調和の幻想」からの一節)
2007年8月9日木曜日
涙を誘う名演 vn庄司紗矢香
早朝6時からNHK HiVision放送でクラシック番組をやっていてことし5月に東京国際フォーラムを会場に開催された「ラ・フォル・ジュルネ」からいくつかのコンサートが紹介されました。今朝はvn庄司紗矢香によるチャイコフスキーのvnコンチェルト。彼女の演奏映像を見るのは二度目ですが今回のチャイコフスキーはレコーディング直後でもあり、一音一音に魂がこもったような白熱の演奏でした。音楽に没入する様はmuseに仕えし者のような様相で、また時に見せる微笑みには余裕を感じさせる若き大器ですね。最近はアジアの中で韓国や中国勢に押され気味な音楽界ですがこういう逸材が出てくるのはまだまだ日本人音楽家の層が厚いってことでしょうね。これまで日本人ヴァイオリニストでは吉田恭子を注目していたのですが新たな逸材と出会いました。TV番組「情熱大陸」でも取り上げられたのでファンが急増しているのでは。
♪Wikipedia情報
♪インタビューなど掲示板
「音楽は作曲家のものであり、その意思を尊重すると同時に、自分の演奏が聴く人の心に訴えるものであることが理想」
♪Beethoven協奏曲動画
♪Schumann Piano Quintettから
(9/18補筆)その後、CDショップで彼女の演奏を試聴したのですが、残念ながら心に響いてくるものがなかったです。演奏する姿から視覚的に訴えかけてくる真摯な姿勢とは別に、人の心を震わせる演奏というのは別次元の問題だということでしょうか。彼女自身は技術的な事よりも人にいかに訴えかけるかを考えて演奏しているとコメントしていましたが。演奏における技術と表現力のバランスは難しいものだと思います。
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2 件のコメント:
こんにちは!暑い日が続きますが如何お過ごしでしょうか?
庄司紗矢香、昨日の情熱大陸でCLOSE UPされていました。現在パリを拠点としている様ですね♪
ところで私は連日のように某イタ飯屋に通っています(笑
デザートに“ガトーショコラのカシスシャーベット添え”はお勧めですよ!!
>おじまさんへ
「情熱大陸」録画していたのを観ました。
このお年頃の女性は一年一年の変化が大きいですね。演奏はかなり男っぽい?のですが艶やかなロングヘアーで女らしさも加わってきてこれから演奏にも情感が加わってくるでしょうね。
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