2009年6月30日火曜日

Morning sunshine



梅雨の晴れ間。月曜日の朝日を見るのは久しぶり。今年は梅雨らしい天気が続いている。
昨晩は短い時間だったけれど、土砂降りだった。

It was raining cats and dogs.

2009年6月28日日曜日

心の琴線に触れた一曲~Butterfly~


愛聴曲というと、Classic, Jazz, まさやん という ジャンルが多い中で、たまにポップスの中にも心に響く曲との出会いがあります。

最近、そんなピンと来た曲がなんと 木村カエラ Butterfly。
歌いだしのMelodyがどことなく Mozart Symphony No.40の冒頭を思わせるし、転調の感じがなんとも言えない。

ポップなノリの中にどこかクラシックの味わいがあるなと感じていた自分の感性は間違っていなかった。
作曲しているのは末光篤(スエミツ・アツシ)。 
Wikipediaにも載っている作曲家で、Grind Piano Rock というジャンルの旗手だとか。
名古屋音楽大学の出身で、いまでも毎年パリにクラシックピアノのレッスンを受けに行っているそう。

木村カエラによる素直な歌詞もとても好感が持てる。友達の結婚式のためのサプライズ・プレゼントで作ったそうだが、披露宴の場でこの歌詞を聴くときれいな涙が出てくるだろうなあ。


On my desk



ライブは愉し

あるイベントでの招待演奏でチェロ12重奏 Cellissimo Bravissimo!ライブに出演してきました。
公民館のステージはチェロ12人が乗るには狭すぎ、フロアに12人が扇状に並ぶとお風呂状態の響きでお互いの音を聴き取りにくいことから、雛壇状態の変則的な並びにしました。

後列 2,3パート
前列 1,4パート

前列の者にとっては後列とアイコンタクトできなくて苦労する場面もありましたが、後列の者にとっては前列のプレーヤーの弓の動きに合わせてアンサンブルできて弾きやすかったとも。
本番というのは客席にお客様が入るためにリハーサルのときと響き方が異なり、さらに本番特有のアドレナリン効果の緊張もあって、テンポが速くなるか、それとも遅くなるか、平常心のときとは違う音楽作りになることが多い。この日は、ゆったりテンポになった曲があって、12thでリズムを刻む私は少し前のめりに弾いてみたけれど全体の流れを変えるような力にはなれず。
聴衆の平均年齢がover 50's な感じだったので、ゆったりテンポは聴きやすかったという評価をいただきました。

「千の風になって」「浜辺の歌」「ふるさと」ではコーラスの伴奏をしたが、コーラスの歌声とチェロアンサンブルの響きはとてもよくマッチして、弾いていて心を揺さぶられた。

この日のイベントは、①フラダンス ②詩の朗読 ③コーラス ④チェロ12重奏 であったが、会場に和やかな一体感があってお客様も満足されていた様子。主催者が分刻みの進行表を作成していたが、それにこだわり過ぎない運営もよかった。関係者の皆さん、ご苦労様でした。

2009年6月21日日曜日

《予告》Cellisimo Bravissimo! on ステージ 6/27

「心に響く出会いのコンサート」

と題したイベントに、フラダンスチーム、コーラスと一緒に出演します。

6月27日(土) 14時~ 四街道公民館ホールにて (無料)
                JR総武本線 四街道駅下車 徒歩10分

《チェロ12重奏Cellissimo Bravissimo! の演奏曲目》
1. 篤姫のテーマ     (吉俣 良)
2. おくりびと         (久石 譲)
3. 組曲           (D.フンク)
4. 千の風になって     (新井 満) ※コーラス伴奏
5. 浜辺の歌         (成田為三) ※コーラス伴奏
6. シー・ラブズ・ユー     (ビートルズ)
7. イエスタデイ        (ビートルズ)
8. オペラ座の怪人     (A・L・ウェバー)
9. 見上げてごらん夜の星を  (いずみたく)
10. ヘンデル・パッサカリア    (ヘンデル)

3.5.10.以外はチェリッシモ・ブラビッシモ!のオリジナル編曲版で演奏します。
こうした軽めの曲でも細部にこだわって演奏するのが我々の身上です。
無料イベントですのでよろしかったらどうぞ。

来春 ♪1000人のチェロ・コンサート♪ 再び

第4回1000人のチェロコンサート (←サイトへのリンク)
~広島から世界平和の願いを込めて~
http://1000cello.vc/

2010年5月16日(日) 14:00~  広島グリーンアリーナ

カザルスが国連で世界平和を願って鳥の歌を弾いたように、1000人のチェリストによる森のような深いサウンドが世界平和のメッセージになれば。

2009年6月14日日曜日

生音(ライブ)を愉しむ

続けて二つのライブを堪能した。

6/12 金 千葉県文化会館大ホール にて
山崎まさよしコンサートツアー2009 Walk'ing in my shoes

中村キタロー、江川ゲンタとの常連トリオ。
3月からスタートした全国ツアーも後半で、演奏も進行もクオリティ感で一杯。
前から5列目中央というポジションで、3人の表情や息遣いまでも手に取るように感じられた。

ノリノリの前半から一息入れて、会場全員が着席して聴いた
「8月のクリスマス」-「5月の雨」-「アンジェラ」 が何といっても心に沁みた。

まさやんの新アルバムにはサラリーマンの心を揺さぶる曲が多い。
これからのコンサートには男性の姿も増えてくるんじゃないだろうか。


6/14 日 市原市市民会館 大ホールにて
市原フィルハーモニー管弦楽団 第21回定期演奏会 に出演。(Cello)

オベロン序曲、Weber ファゴット協奏曲、Brahms Symphony No.4

音楽の感動はステージと客席の相互コミュニケーションで成り立つものだ。
演奏する側で「音届」(おとどけ)の気持ちを持って演奏した(つもり)。




2009年6月12日金曜日

朝散歩



5→2→5の感覚

石川遼君がグリーン上で活躍する姿は爽やかで観ているこちらの気持ちを前向きにしてくれる。TVで観る彼の言動は優等生的だけれど、それが無理なく自然と出ているところは育ちの良さと器の大きさなんだろう。

「プロのトーナメントで経験を重ねてきて、コースに出たときに自分の気持ちを集中すべき「5」にしたあと、次のホールへの移動中などは一旦リラックスした「2」くらいに落として、ショットの前にもう一度「5」に戻すことができるようになってきました。」

集中とリラックスは何もゴルフに限ったことではなく、日々の生活や仕事でも経験することだけれど。
自分の中に「5」まで集中する場面はどれくらいあるのだろう?

頑張れ、遼君!


2009年6月9日火曜日

Super Cello Ensemble Tokyo を堪能

数年ぶりに丸山泰雄率いるスーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョーのステージ演奏を聴いた。

ホールは初めて行った三鷹市芸術文化センター。 JR三鷹駅を出てバス停を探していたら同じチラシをもったオバサマに声をかけられた。 
「やっとここまで来れたけれど、この先の行き方がわからなくてご一緒してもいいかしら。」

バスの中で会話していたら、この演奏会を後援している日本現代音楽協会の会員で作曲家の方とわかってビックリ。 「これまで歌の曲を中心に作曲してきたけれど、弦楽器のための曲も書きたくなって今日はチェロのことを勉強しに来たのよ。」

幅広いジャンルで活躍する平野義久氏がこの演奏会のために書き上げた新曲は、バロック音楽流儀と現代音楽セオリーを融合した意欲作。さすがコンクール上位入賞者で構成されているだけに素晴らしいアンサンブルを堪能した。 

こういう意欲的なコンサートの客席にはプロアマ問わず、もっと同じチェリストが集まってもいいんじゃないかな。

お気に入りの一枚

散歩途中に撮ったスナップから


SONY Cyber Shot DSC W-200

2009年6月3日水曜日

心の琴線に触れた一曲(2) ~Brahms Symphony No.4~

ブラームスの重厚な音楽は晩秋の季節感がよく似合う。
なかでも交響曲第四番やクラリネット五重奏曲などはその印象が強い。
ブラ四を来週14日にステージ本番で弾くのですが、この季節でもいい曲はやはりいいです。

♪市原フィルハーモニー管弦楽団第21回定期演奏会
6/14Sun. 14:00 市原市民会館大ホール にて


BRAHMS : Symphony No.4 e-moll op.98 は、全曲が変奏曲のように感じます。

第一楽章の冒頭は哀愁たっぷりな演奏も多いけれども、スコアで眺めるとメロディーの断片に過ぎず、音の跳躍とハーモニーの揺れにこそ意味がある。
第四楽章[E]からトローンボーンが pp espressivo でコラール風に演奏する部分はじつに味わい深く、この曲のなかで my most favorite な箇所。スコアで見ると、分散和音との組み合わせなど冒頭部分とよく似ている。

第一楽章冒頭              第四楽章 [E] 113小節から

この曲と同時期に作曲されたのが チェロソナタ第二番。

BRAHMS : Sonate for Klavier and Violoncello op.99

旋律なくして歌謡性を感じさせるブラームスの発想の根底が同一であることがよくわかる。

飯岡八幡宮にて



神社境内はどこも気持ちを落ち着かせてくれ、素の自分になれる。

通勤ルートにて



2009年6月1日月曜日

Anniversary

記念日、~周年

Today is my anniversary. (ただそれだけ)