2008年11月24日月曜日

しなやかかつ強靱:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

英音楽誌 Gramophone が発表した世界のオーケストラ番付でオランダの
 ⇒Concertgebouw-Orkest, Amsterdam が1位に選ばれたという。
ちょうどNHK BS hiで今秋の来日公演を放映していたのでその中からいくつかカット。

    
常任指揮者マリス・ヤンソンス との呼吸はピッタリ。

  

「ベルベットのような弦セクション」と評されるが、violin partは女性軍団と言ってよい。
その中にあって何人かのベテラン男性奏者の姿があり、伝統の継承者的存在か。
同じくたおやかな響きと評されるウィーンフィルは時に実にシャープな演奏をするが、こちらは常にしなやかさを感じさせるのはやはり女性が多いからだろうか。

  


ソリストは素晴らしい力量だが、ベルリン・フィルのような stand play的な印象がまったくしない。
solo partであってもその響きは常に全体と溶け込んでいる。
管楽器群はセカンド奏者がしっかり下支えして厚いハーモニーを生み出している。
これはコンセルトヘボウの伝統か、ヤンソンスの力量なのか。

ビオラトップはAsian Player。伝統の中に多様性を積極的に取り込んでいる。

⇒ Emily Beynon, fluit は日本語サイトまである親日派。


Richard Strauss の「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」の指揮ぶりは
しなやかなカリスマ性が圧巻だった。

ねじれパワー

政治学者・姜尚中氏の近著を読んだ。


タイトルからイメージする重たい内容ではなく、『真面目に悩み考え抜いた先に「横着者」でいこう!』というある種、楽天的で前向きなメッセージを含んだ、元気が湧いてくる一冊。
姜 尚中(カン サンジュン、강상중、日本名:永野 鉄男)氏は在日韓国朝鮮人二世。その境遇からくる悩みと格闘を続けて、現在58歳。

同じようにその境遇にある種不遇なねじれがあり、それをはねのけようとするパワーを感じさせるのが生まれ故郷の薩摩藩士達と相対することになった『天璋院篤姫』であり、ケニアを故郷に持ちながらアメリカ合衆国を統率していくことになった『バラク・オバマ次期米国大統領』。

日本国の首相も、不遇の境遇をはねのけて、ねじれパワーを身につけた人が出てこないものだろうか。

エプソン 品川アクアスタジアム

年内最後の三連休の中日に   ⇒ EPSON AQUA STADIUM へ。
JR品川駅前の品川プリンスホテルに付属のエンターテインメントスペース。

都心にある屋内水族館でありながら 直径25m、水深5mのDolphin Pool は見物。8頭のイルカをそれぞれの調教師が指示を与えながら個人?プレーやチームプレーを見せてくれる。 間近に観るイルカの泳ぎの速さは驚き!
SHOWタイムのあとに解説付きの公開トレーニングのサービス付き。
(携帯カメラのためボタン動作にタイムラグがあって肝心のイルカ君は写せず。以下、フラッシュOFFの携帯カメラCASIO EXILIMのナイトビジョンモード で撮影)


水質環境のメンテナンスが行き届いているとみえて、それぞれに元気に動き回っていた。

ペンギンごはんタイムには丁寧な解説付きで小鰺を与える様子を見せてくれる。

ス~イ、スイ


駅からのアクセスがよく、夜は22時までとデートコースにお薦め。

(補足)
都心お薦め駐車場 ⇒ 東京国際フォーラム地下駐車場 30分 200円
                          (東京駅周辺は10分 100円が相場)
ランチ処 ⇒ SAKE & モダン和食 『宝』  国際フォーラム地下1F
         

2008年11月15日土曜日

晩秋のイベント

上野の森は平日であってもいつも人で溢れている。午後2時頃の秋の光を受ける森の木々。

今回の目的はフェルメール展。
PR効果あり過ぎで、東京美術館内は絵の前に3重、4重の人垣が。
自分もそうなんだけれど、みなさん希少価値に弱いなあ。
Vermeerって名前の響きも日本人受けするんじゃないだろうかと思ったり。
たしかにインパクトのある絵でした。

夕方から丸ビルへ移動。赤煉瓦の東京駅もビル群の包囲網の中で孤軍奮闘状態。
駅前ロータリー部分で大がかりな工事をしていたが、どのように生まれ変わるのだろうか。


本日のメインイベントは丸ビル1F MARUCUBE で行われたライトアップ点灯式イベント見学(のお付き)。
主役はまさやんこと、山崎まさよし。 
最近のTVなどマスコミへの露出度は少ないのに動員力の凄さに会場スタッフも驚いていた。
歌ったのはじっくり聴かせるしっとり系の3曲。
響き過ぎるアトリウム空間の中でギター一本でクオリティのある音空間を創り出していたのはさすが。
5F回廊で聴いていたのだけれど、息を飲んでまさやんワールドを味わっている会場の落ち着いた雰囲気も良かった。
さすがまさやんファンのレディーズはオトナだなあ。

(丸ビルの外にも人垣が。でもここでは音はまったく聞こえず。)

2008年11月14日金曜日

感動した!~ヤンソンス&RCO~

最近、感動したこと その②

~マリス・ヤンソンス指揮ロイヤルトコンセルトヘボウ管弦楽団来日公演~

11/12 にNHKホールで行われたライブをカーラジオで聴いた。
といっても、Brahms :Symphony No.3の第一楽章のみだが、それですらも感動した。

“ビロード”の弦、“黄金”の金管、“典型的なオランダ風の音色”の木管が織り成す独特にしてゴージャスな響き。

と評されることがあるが、私にとってはとくに弦の響きが印象的。
3小節目から  f passionato で弾き出す弦セクションの響きの滑らかさと余裕のある緊迫感に圧倒された。 
演奏会の締めくくりが「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」というユニークなプログラムにヤンソンスの意気込みを感じた。

アムステルダムコンセルトヘボウの正面とトリム
(2002年に撮影)

感動した!~勝利演説~

最近、感動したこと  その① 

バラク・オバマ(Barack Obama)大統領候補の勝利演説

二人してハーバード大学卒のエリート夫妻。
久しぶりにエリートの魅力と威力を見せつけられた。
演説文はおそらくブレーンのゴーストライターがいるにせよ、OBAMAの口から発せられることで人を惹きつける力を発していたことは事実。

Diversity の象徴であるようなOBAMA氏こそ、Unites States of Americaの、そしてGlobal CommunityのLeaderに相応しいと思う。

対話路線が至る所に存在する摩擦力を和らげてくれることを期待したい。


そうなのかあ

①中国13.4 ②インド11.9 
③米国3.1 ④インドネシア2.3 
⑤ブラジル1.9 ⑥パキスタン1.7 ⑦バングラディッシュ1.6 
⑧ナイジェリア1.5 ⑨ロシア1.4 ⑩日本1.3億人(1.9%)

世界全人口 67億4970万人
(国連人口基金による2008年版世界人口白書から)

2050年予測
世界全人口 91億9130万人
日本人     1億 250万人(1.1%) ・・・42年後なら自分はこの数字に含まれてないよなあ

2008年11月9日日曜日

湯河原温泉の旅~ひまを愉しむ~

職場旅行で湯河原温泉~真鶴半島に初めて行ってきました。


湯河原・城願寺


樹齢800年と言われる白檀(びゃくだん)


不動滝

温泉旅館 ホテル東横 で一泊
立体感ある借景が素晴らしい

このあと次々とお皿が増えて・・・


ひま(暇、閑)を愉しむ

旅行代理店の添乗員付きのパック旅行はプログラムをこなすのに忙しいことが多いですが、今回は職場幹事が自主企画しただけに時間に余裕があって自分たちのペースで時間を使えたのがとてもよかったです。ただ、

「ではここで1時間半の自由時間です。」
と言われると
「さて、何をしたもんかなあ。」
と、はたと困ってしまう自分が情けない。
あれだけ普段は時間に束縛されたくないと思っていたのに、いつの間にか時間に追われることに慣れっこになっていたなんて。

真鶴海岸


真鶴漁港をぐるっと180度の眺望


遊覧船で30分間の観光

曇り空で波が高く、遊園地の乗り物状態に。
真鶴岬の「三ツ石」

2008年11月6日木曜日

初・福島

さすが東北の空は透き通っていて心に染みます
建物は福島県観光物産館 ⇒「コラッセふくしま」

物産というとどうしても地酒に目がいってしまいます。

「コラッセふくしま」12Fの展望ラウンジから吾妻連峰を望む

左:山形新幹線「つばさ」の到着、右:東北新幹線「はやて」の出発

福島大学の構内の色づく木々と空の青さ

2008年11月3日月曜日

Wedding Party at フルーツパーク富士屋ホテル


素晴らしい秋晴れの中での披露宴でした


内装と景色ともに一流の ⇒フルーツパーク富士屋ホテル

チェロアンサンブルで生BGM
オンステージでは、BEETLESや武田節など数曲を演奏
遠くに霞む富士山

ゆったり広がる甲府盆地の夕空

ちょこっとワイナリー見学


2008年11月1日土曜日

Autumn Clear Sky

多摩川土手に並ぶマンション達も気持ちよさそう

お昼休みに草野球を楽しむオジサンたち