2014年7月27日日曜日

I Love Robert Schumann


大家 ピエール・フルニエ の威風堂々たる演奏




Cello Concerto in A minor, op 129
Pierre Fournier, cello
Orchestre National de L`ORTF
Jean Martinon, conductor
17.XII.1966

左手の指関節を伸ばし気味に使って、指先のふっくらした部分で弦を押さえている。
これがフルニエ独特の音色の秘密だろうか。

アマチュアオケでは「もっと体を使って!」と指摘される場合があるのだけれど
この演奏見ていると、ソロもオケも無駄な体の動きをしていない。
体の使い方は音楽の感じ方とも繋がる難しい課題だ。

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こちら Truls Mork



手の大きさを活かして、音の跳躍箇所もポジションチェンジすることなく
難なく音が取れているのは羨ましい限り。
微妙な音楽の表情付けが素晴らしい。
ビブラートがふと途切れるのは癖? テクニック?







2014年7月26日土曜日

チェロ界のホープ Maximilian Hornung



欧州チェロ界のホープ  マキシミリアン・ホルヌング



Edouard Lalo ラロ チェロ協奏曲

チェロ: Maximilian Hornung
演 奏: Augsburger Philharmoniker
指 揮: Stefan Klingele
ライブ: Mitschnitt 25.02.2014


「人馬一体」・・・「人・チェロ・一体」


左手が指板に沿って滑らかに移動するさま

右手・指関節のしなやかな使い方

すばらしい。


こちら、日本チェロ界のホープ  宮田大さん 








2014年7月22日火曜日

Schumann Fantasy in C Op.17


離れ小島で一人生活する事になり、一曲だけ持っていけるとしたら選ぶのがこの曲。

シューマン 幻想曲 ハ長調 Op.17




この曲の魅力はどこにあるのだろう。

湧き出る情熱と、ふと省みるような冷静さと、叙情性と、思索性と、、

キーシンの演奏はテンポの揺れ幅が大きいのだけれど、情緒に流された結果ではなくて
曲の構成感が感じられるのがいい。







2014年7月20日日曜日

ニュアンス(nuance)


Truls Mork



Heinrich Schiff



ニュアンス、機微、インスピレーション、ふっとした味わい。

最近、こうした点に美しさを感じる。

その自分が嬉しくもある。





やわらかな心 と つなぐ力


最近、大切に感じているキーワード


◎やわらかな心

◎つなぐ力


公私さまざまな場面で意識している。

自分なりに整理してみようかな。

(参考)"創造力というのは、いろいろなものをつなぐ力だ”

(参考)意なく、必なく、固なく、我なし




やわらかな心


世の中、難しいことはいろいろある。


その時々にうまく対処しないといけないのだけれど、

そのときに大切なのは やわらかな心 を持つことだ。

僕にとってこのことを一番教えてくれるのが「演奏」という行為。


冷静な分析と設計がベースにありつつ、それを感じさせない

fantasy や inspiration  が散りばめられた演奏。


そういう演奏に出会った時 やわらなか心 とは何かを教えてくれる。





♪ 

Chopin Etude Op.10 No.3

Lang Lang




Valentina Ogoshina



Murray Perahia


淡々とした流れの中に細やかなニュアンスが感じられる。
ff であっても完全に一音一音の響きがコントロールされている。



Daniel Barenboim Beethoven









上原彩子 Chopin Etude Op.25















R.Wagner - TANNHAUSER OVERTURE


JONATHAN SCOTT の ORGAN演奏で。




オーケストラ演奏で聴くより、曲の構成が理解しやすいような。