2007年7月21日土曜日

最近のトピックス3題

episode1
平日はJR内房線姉ヶ崎から東京駅まで通っています。通常は比較的混み方が少ない京葉線を利用するのですが、ある日ダイヤが乱れて千葉から総武線快速に乗り換えました。4人がけ椅子席のある車両の中程に立って携帯電話に録音した音楽をイヤホンで聴きながら本を読んでいました。そうしたら携帯メールが届いたのでポケットから携帯電話を取り出してメール操作をしました。そのとき私の前に座って携帯を操作していた白髪交じりのオバサマが突然、私のほうに携帯を向けてカシャ! ??? 一瞬何が起こっているのかと思いました。そのオバサマは言葉を発することなくそのあと写真に何か簡単な名前をつけるような操作をしたあと、何事も無かったかのようにまた携帯メール操作を始めました。一体あれはなんだったんだろう?いま考えられるのは私が携帯をポケットから取り出した際にイヤホンコードが髪の毛に触れて一瞬嫌な思いをさせてしまったのかなということです。私は神戸生まれの関西人なのですが関西の車中と関東の車中の雰囲気が随分違うのを感じます。関東は他人の集団なのに対して関西では知人・友人の集団のような暖かで賑やかな車中です。

episode2
自分には「関西人」の血が流れているということをときどき感じます。ある関西芸能人(さんまだったかな?)が言っていたのですが、彼は他人と接する際に胸襟を開くというかこちらの心をオープンにするので相手にも同じようにオープンになってもらって心と心で手を握りたいという気持ちを持っていると。それがこちら関東(京都も?)ではお互いの間に一線を画するというかお互いに深入りしないことを美徳としているかのようです。このあたりの風土の違いを説明するのに、大阪は商売人だからおしゃべりで、関東は階級制度が明確な武家社会だっかから無駄口をたたくことがないということを読んだことがあります。やぱりそういうところってありますよね。私は長らく東レグループで働いていたのですが東レは関西人が多い会社です。なので私なんかはその中では大人しいほうだったのですが最近は関東人の多いグループに属することがあって何か誤解されてるなって感じることがあります。
「郷にいれば郷に従え」

episode3
お気に入りの仕立てシャツが宅配便で配達されてきました。夜8時頃だったでしょうか。配達のおじさんが
「お客さんすみません。この近くまで来てガス欠になってしまったんです。私JAFFにも入ってなくてすぐ近くにガソリンスタンドもなくて困ってます。少しでいいのでガソリンを分けていただけないでしょうか。」
「いいですよ。ちょっと待っててください。」って言って灯油ポンプを持ち出してきて愛車の燃料タンクキャップを開けたのですがポンプの筒が太すぎて入らず。「仕方ないですね。じゃあ私の車でガソリンスタンドへ行きましょう。」って助手席に乗せてあげました。その往復の時間にいろいろ宅配仕事の苦労話を聞きました。それはさておき、「ありがとうございました。助かりました。明晩お礼に伺いますので。」
そのオジサンは次の日、蟹缶セットを届けてくれたのでした。ちょっといい話。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ガソリンスタンドまで乗せて行って差し上げたvctaddyさん、ステキですね!
それにしても、宅配便の人がガス欠だなんて聞いたことありません。
ガソリンスタンドが無いぐらいの所にお住まいでしょうか?

Unknown さんのコメント...

appleさん、コメントどうも。
どこの宅配業者かは伏せておきますが、私の住まいのエリアを担当しているのは孫請け業者の50才位の男性です。マイカーの軽ワゴン車を使って配達しています。都会の配送担当者に比べエリアは5倍くらいで、時間指定の荷物の配送順番を決めて配達始めても不在だとまたルートを組み直したりと苦労は絶えないようです。若いうちは元気に小走りで笑顔が出来るが年配になってくるとそうもいかなくて・・と。ガソリンを入れようと思っていたスタンドが夜8時ではすでに閉まっていてそれで最寄りのスタンドまでは5kmくらいだったものですから困り果てていたわけです。山を切り開いて開発した住宅地なので車がないととても不便なところです。ブログの写真にあるとおり緑は豊かなのですが・・・