2011年4月8日金曜日

山崎まさよし × Acoustic sound



<山崎まさよし 15周年記念ライブ in Suntory Hall>
を2階席中央で楽しんだ。 2011.4.6

まさにステージと客席がひとつになった盛り上がりは
クラシックコンサートにはないもの。

服部隆之 指揮 rush strings + α(30名弱)をバックに、
まさやん、江川ゲンタ、中村キタローは
いつも以上に丁寧に聴かせる演奏をしていた。

褒めるのはそこそこにしてClassic fan, サントリーホールファン
として感じたことを書いておこう。

山崎まさよしはアコギ(acoustic guitar)の名手でもあり、
力強くかつニュアンス豊かな歌いぶりなど、その演奏は
クラシックに通じるクオリティの高さがあるのだから
思い切ってアコースティックサウンドを聴かせてほしかった。


ボクがまさやんの演奏を生音で聴いたのは唯一、次のコンサート。

2001.10.18(木)
深町純・山木秀夫 デュオ
深山秋夜・音楽三昧 ~奏でるピアノ・響くドラム~
会場:赤坂・草月ホール
ゲスト:山崎まさよし、森山良子


サントリーホール大ホールは2000人収容できるとは言っても
ソリストが生音で十分響くように設計されている。

スピーカーで電気的に拡声してしまってはストリングスのニュアンス、
ソリストが音色にこめるこだわりなどは伝わらない。

省エネライブとの噂も聴いていたのでアコースティックサウンドが
聴けるんじゃないかと楽しみにもしていただけに残念。


コンサート冒頭のチェロソロは生音で聴きたかったなあ。
重音の響き、音の跳躍時の一瞬の間にある味わい、
メロディライン
に合わせた音色のコントロール、、、、
チェロの醍醐味をみなさんに知ってもらいたかった。
ソロ堀沢真己、その横には丸山泰雄
これまた一流チェリストという豪華メンバーなのだから。




アコースティックサウンドのすばらしさ、細かなニュアンスは、
CDを聴けば感じ取れる。これをホールでも、、、

アコースティック(生音)とエレキサウンドとをミックスさせた
ホールコンサートというのはないのだろうか。

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サントリーホールの照明があんなにカラフルに虹色のように
光るとは驚きだった。天井シャンデリアが色とりどりに
輝くのはじつに美しかった。


最後にまさやんが
「サントリーホールさん、ありがとう。」
「サントリーさん、ありがとう。。。山崎16年。。。」


これは多くの聴衆も感じたことだろう。


サントリーホールファン、オーケストラファンが増えたら
それはとても嬉しいことだ。




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