2011年4月4日月曜日

ストーリー 繋がりと流れ


ストーリー のことをつらつら考えていたときに書店に立ち寄って
この本がふと目にとまった。

この本で扱っているのは " innovation " という人知が生み出す
現象についての logical thinking。

innovation,   paradigm shift

これらに人間の思考と意志が大きく関与していることは間違いない。

音楽の演奏においても、時代を代表する大演奏家が現れて
イノベーションやパラダイムシフトのような、それまでの
演奏スタイルとは大きく異なる"斬新なもの"を我々に提示
してくれることがある。
最近は、時代を代表するような巨匠が生まれないとも聞くが。

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わたしがつらつら考えていたストーリーとは、競争原理でも
音楽の演奏スタイルのことでもない。

『 製造メーカーが持つホームページの役割とは何だろう。』

自動車やパソコンなどの工業製品においては
スペックや仕様が重要であり、それをきちんとお客様に
伝える手段としてHPは大きな役目をしている。

しかし、お客様ごとに異なる使用条件で使われるような製品
においては、製品のスペックや仕様をHPで提示しただけでは
購買動機にはつながらない。

F1レースでのメカニックたちが、クルマの動力性能や
その日の路面コンディションに応じて、さまざまなタイヤ
から最適なものを選択するように、お客様のニーズに応じて
さまざまな特性を持った製品をお届けする

そんな製品を作っている。

このような場合、メーカー論理で一方的に善かれと思う
ものを作るだけではお客様に満足していただけない。

<お客様とつくるストーリー>

このような気持ちを持つことで初めて、世の中に役の立つ商品
を生み出すことができるはず。


こんなことをつらつら考えながらHP再構築に取り組んでいる。



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