2010年1月24日日曜日

『第一回チェロの日』 at Suntory Hall

快晴の休日(1/23)、日本チェロ協会の主催イベント『第一回チェロの日(Cello Day)』に参加した。

Karayan広場
Title : HIBIKI

♪ 1st堤 剛 2nd山崎伸子 3rd倉田澄子 4th堀 了介  によるCello Quartet
  クレンゲル:2つの小品 作品5 (セレナーデとユーモレスク)--4本のチェロのための
  配布されたプログラムにはないサプライズ演奏に感動。

  堤氏の指板を押さえる左指の音がコツコツと聞こえるくらい指の強さを感じ、position移動の素早さに学ぶべきものを感じた。アドバイスをお聞きしたところ 「コツは力を抜くことです。」
  必要な筋肉を鍛え、かつ無駄な部分には力を入れない・・・sportsでも同じことだけれど、練習あるのみ

♪ 斎藤秀雄メモリアル基金受賞者 ⇒遠藤真理さん 独奏 黛敏郎「文楽」
  これもプログラムにはないサプライズ演奏。自在な響きのコントロール、繊細なニュアンス表現。

♪ 幸田有哉さん 独奏 カサド「無伴奏チェロ組曲」より prelude, fantasia
  まだまだ知らない名曲があることを実感。

♪ チェリスト80人ほどが扇型に並んで カザルス作曲『サルダーナ』 指揮・堀了介氏
 コンマス 堤 剛、トップサイド 長谷川彰子あさん(東京藝術大学院生)
  この難曲を1時間ほどの練習だけで本番演奏。さすがのチームワークだった。 

♪ チーム名『THE 透凛音(トリオ)』で出演 気心の知れた仲間と演奏
  ① Hydn : Divertimento ニ長調からfinale
  ② アイルランド民謡 : 「ロンドンデリーの歌」
  ③ 作曲者不詳 : 「風の名前を教えて」  
  最前列に座られた先生方の前で演奏するのは初めてだけに、ついつい力みが。
  vibratoをかけることを意識しすぎて左腕が痙攣ぎみになっている自分を笑ってしまった。

ほかのアンサンブルチームもそれぞれに個性を発揮していた。
全体的にheartwarmingな幸せを感じるイベントだった。
そのことに触れた堤先生のスピーチも素晴らしかったし、staffの頑張りに感謝。


Cellistの Cellistによる Cellistのための fantastic event

イベント会場は サントリーホール小ホール『ブルーローズ』

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