2009年6月28日日曜日

ライブは愉し

あるイベントでの招待演奏でチェロ12重奏 Cellissimo Bravissimo!ライブに出演してきました。
公民館のステージはチェロ12人が乗るには狭すぎ、フロアに12人が扇状に並ぶとお風呂状態の響きでお互いの音を聴き取りにくいことから、雛壇状態の変則的な並びにしました。

後列 2,3パート
前列 1,4パート

前列の者にとっては後列とアイコンタクトできなくて苦労する場面もありましたが、後列の者にとっては前列のプレーヤーの弓の動きに合わせてアンサンブルできて弾きやすかったとも。
本番というのは客席にお客様が入るためにリハーサルのときと響き方が異なり、さらに本番特有のアドレナリン効果の緊張もあって、テンポが速くなるか、それとも遅くなるか、平常心のときとは違う音楽作りになることが多い。この日は、ゆったりテンポになった曲があって、12thでリズムを刻む私は少し前のめりに弾いてみたけれど全体の流れを変えるような力にはなれず。
聴衆の平均年齢がover 50's な感じだったので、ゆったりテンポは聴きやすかったという評価をいただきました。

「千の風になって」「浜辺の歌」「ふるさと」ではコーラスの伴奏をしたが、コーラスの歌声とチェロアンサンブルの響きはとてもよくマッチして、弾いていて心を揺さぶられた。

この日のイベントは、①フラダンス ②詩の朗読 ③コーラス ④チェロ12重奏 であったが、会場に和やかな一体感があってお客様も満足されていた様子。主催者が分刻みの進行表を作成していたが、それにこだわり過ぎない運営もよかった。関係者の皆さん、ご苦労様でした。

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