2008年5月4日日曜日

経過観察 ~老犬ペットと付き合う~

11才の愛犬ダックスフント(Dachshund)の後ろ足に異常が認められて突然腰抜け状態になり、行きつけの動物病院で診察を受けたのが4/29。


すぐにX線レントゲン写真を撮って「椎間板ヘルニア」と思われる背骨の異常を観察しましたが、明らかな異常箇所は認められず。

ヘルニアにより背骨に沿って延びている神経系統を損傷していると痛みを感じなくなることもあるそうですが痛み反応はあるとのこと。

ただ後ろ足が裏返ったまま戻らない症状が出ていました。


より詳しく検査するには大学病院でMRI, CTなどを受ける必要があり、そのまま外科手術という選択肢もあったのですが、幸い軽度であることからステロイドパルス療法という内科治療に望みを託すことにしました。


それから5日間連続のステロイド注射が昨日で終わりました。

劇的な改善は見られませんが、足元が滑らなければ多少ふらつきながらも四足歩行できるようになっています。

副作用としては、水分摂取量が多くなって尿が多くなったこと、ペットシーツを敷いているトイレコーナー以外でも用をたすこと、鼻息が少し荒い といったことが認められます。


今回のトラブルに至るまでの経緯ですが

1. 肛門線腫瘍(良性)で手術

2. 老後の病気にかかりにくくなるとのことで去勢手術

3. 猟犬としての気性の荒さがなくなってお利口さんになったが食事量が増えてメタボ体型に

4. 運動量を増やそうと庭でボール遊び




5. 体重オーバーで走り回ったために椎間板に金属疲労のような症状が出てきたためか、次のようなバタンキュー姿を見る頻度が多くなっていました。


思えば、この時点で診察を受けていればよかったのでしょうが、ダックスが腰を痛めやすい犬種であることは知っていても、初期症状を勉強していなかったので気づくのが少し遅れたことが悔やまれます。

庭で走り回るまで快復しなくとも、自分の思うように動き回れるように直って欲しいと願っています。


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