2009年9月6日日曜日

心の琴線に触れた曲:Billy Joel "Lullabye"

Billy Joelの歌は長年聴いてきていて、大好きな曲を絞り込めないなあと思いながらベスト版を聴き直していてふと耳が止まる曲に出会った。





ララバイ=子守唄、眠たくなるような歌、気持ちを和らげる歌 というけれど、
ピアノタッチはハードで、歌声は力強く、オーケストラ伴奏もパンチが効いていて、これぞrockerの作るララバイだ!



愛娘アレクサ・アイちゃんとの会話から生まれた曲だそうで、その歌い方にはとても優しい父の愛情が溢れている。
歌詞とリズムの絶妙なマッチさが Billy の個性とtechnique を証明している。 Melodyは単純なパターンの繰り返しで、「曲はこうやって作ればいいのだ」という教則本的なところも。
そのパターン繰り返しの中に微妙で美しい変化があって、これはやはり天才のなせる業だろう。


こういう曲と出会うと、人生がちょっと豊かになったような晴れ晴れした気分になれるのが嬉しい。




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