2008年10月20日月曜日

古典四重奏団

久々に室内楽のすばらしいコンサートを聴きました。

私と同年代の男性一人(チェロ)、女性3人によるカルテット。
ガット弦を使っているようでチューニングにはかなり時間をかけていた。
そして何よりもすべてのレパートリーを暗譜で演奏するというから驚き。

この日の一曲目はBeethovenの弦楽四重奏曲第5番。
4人の間に譜面立てがないので視覚的にも一体感が生まれるが、最初の響きから4つの音がひとつにまとまった塊で響くのにビックリ。
ほかに古楽器アンサンブルの活動もしているそうで、このカルテットでもビブラートを極力控えた奏法。
いい効果を生み出していたけれど、メロディーを完全ノンビブラートでやろうとすると禁欲的に聴こえてしまう。

ホールも初めてのところだったがなかなかいい雰囲気だった。

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