2011年1月17日月曜日

「Just now(まさに今)」 に感動する

インターネットのおかげで動画を簡単に目に出来るようになった。

画面を見ただけでは、まさに今 の出来ごと(ライブ中継)なのか
録画された過去の出来事(VTR)なのかを判別することは難しくなってきている。

ではライブ映像とVTRとで受ける印象の違い、感動の質の違いは
何が原因なのだろう。



2011.1.16 4am からのライブ中継
Berlin 


コンサート中継にしても、スポーツ中継にしても、宇宙からの衛星中継にしても
ライブ中継だと知ってみていると、興奮というか緊張というかこちらの集中力が違う。

人間の脳というのは、経験に基づいて自分で推論する機構を持っていて
それが原因で錯覚現象があるというのをTV番組で観た。

ライブ中継を観ることで得られる感動は、自分の体験に照らし合わせた
ある種の錯覚現象なのかもしれない。そのためにも


「生での自分の体験」


やはり、これが重要なのだろう。


♪ ♪ ♪

Yo-Yo, Maのperformance は圧倒的だった。

ショスタコービッチのチェロ協奏曲第2番という暗いムードに覆われた曲を
集中して聴かせてくれた。

演奏が終わって拍手をうける際、チェロは持たずにオーケストラの
輪の中に入っていって、プレーヤーと握手したり立たせたり。

協奏曲でありながら、独奏チェロ 対 オーケストラ ではなくて
ソロパートを受け持っただけというようなヨーヨー・マの姿勢は
新しい時代のカリスマ性を感じさせた。

こうしたことが強く印象に焼きついたのも
ライブ中継で「まさに今の出来事」を共有体験
しているかのような錯覚によるものなのだろう。


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