1)音程とリズムをとる
2)強弱を確認する
3)テンポ感をつかむ
4)ボーイングを考える
5)音色を工夫する(ヴィブラートのかけ方、弦を弾く位置等)
ここまでは自分一人でできる作業。次に重要なのが
6)オーケストラの中で自分のpositioningを考える=アンサンブルする心を持つ
・リズム音型で絡む他の楽器パートとの関係を確認する
・同じ音型・旋律を複数のパートで弾く場合、バランスを考える(例:cbの響きの上に乗る、Fgの動きに配慮する、Hrとの響きのブレンド具合を調整する・・・)
そして最も重要なポイント!は
7)本番ではアドレナリンによる覚醒&陶酔効果をコントロールしつつ、6)までのことはすべて忘れて魂を込めて音を紡ぎ出す。 ・・・・・ ことだと思っています。
「ハーモニーは結果ではなく、重要なのはそれに至るプロセスである。それは美的な鋳型に自分を嵌めこむことではない。他との関わりの中で自分を確かめる歓び、それが結果として美しい響きとなって聴こえてくるのが理想である。」(武満徹:「調和の幻想」からの一節)
7/15の本番まで一ヶ月足らず。そろそろ6)のステップに進まねば。
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