世界のベルリン・フィルが公式に演奏記録をネット配信している。
無料サイトで鑑賞できるのは、短時間映像だけだが
有料会員になるとコンサートまるごと、高画質・高音質で鑑賞できる。
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パワフルなサウンドと繊細なアンサンブル能力はもの凄い。
ベートーベン交響曲第四番、マーラー交響曲第一番「巨人」
のコンサートをワクワクしながら一気に鑑賞した。
サイモン・ラトルが指揮してときには、楽団員一人ひとりがじつに生き生きと
自発的に演奏している。そのコミュニケーションの繊細さはまるで室内楽のようだ。
自分もオーケストラの一員になったような気分で集中して聴いていると、心と頭が
リフレッシュされていくように感じる。
バレンボイムの指揮ではオーケストラがひと固まりに感じられ、その分、
分厚いサウンドのように聴こえる。
カラヤン時代は一人ひとりの個性より全体調和がさらに優先されていた。
「統率」についての認識の変遷
全体をコントールしようとするか、一人ひとりを生かしてリードするか。
どちらがいいか、スポーツでもビジネスでも、悩み多い問題だ。
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