2009年12月13日日曜日

ビビンバ内閣

 
日曜日の朝6時から布団の中で観るテレビ番組 ~TBS 「時事放談」~ 

~ワイドショー政治を叱る~
そろそろ本当の話をいたしませうか

NHKのように堅くなく、お笑い芸人を交えた冗談半分トークでもなくて、私にとっては”ちょうどいい感じ”の政治討論番組。

今朝の第281回放送は財務大臣・藤井裕久氏と元財務大臣・塩川正十郎氏に司会の御厨(みくにや)貴氏による鼎談だった。 
長老のお二人に共通して感じるのは”やわらかな心の中に潜む信念の強さ”。 


亀井静香大臣と菅副総理とのバトル、3党連立内閣のあり方についての話になった際に、今の内閣を塩川氏が評した言葉が 「ビビンバのような内閣」

たしかに、亀井静香大臣&党首、福島みずほ大臣&党首との間だけでなく、民主党所属大臣の間でもちぐはぐ発言が目立つ。ビビンバ、、、なるほど。



ビビンバはテーブルに出てきたときの見た目はそこそこだけれど、食べるときにごちゃ混ぜにして、とても美しいとはいえない。でも食べれば美味しい組み合わせの妙がそこにある。




鳩山由起夫料理長の仕事は食材選びから、かき混ぜの技に変わってきている。
さて、どんなハーモニーある味わいになるか。楽しみではある。


12/16追記

○亀井氏、福島氏は党首と大臣のふたつの顔を持つが、党首の顔が勝ち過ぎで、内閣の一員としての和を築く姿勢にかけないか。菅副総理の怒りには同情する。OZAWAの動きも微妙。
○マニフェスト政治を掲げた民主党新政権は自民党政治との決別を鮮明にすべく、スタートダッシュであまりに難問に取り組み過ぎでは。もう少し小品を取り上げてアンサンブル力をつけてから、大曲に取り組むほうがいいHARMONYを響かせることができるのでは。マエストロHATOYAMAの指揮ぶりもまだ板についていないようだし。


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