カリスマ性 それは 神からの賜り物。
オーケストラ指揮者にとって必須のものとされる。
トスカニーニ、フルトベングラー、カラヤン など、カリスマ性を持つ指揮者と言われた路線を引き継ぐ存在としては、リッカルド・ムーティが第一人者ではないだろうか。
Riccardo Muti
しかし、最近では強烈なカリスマ性は時代が求めないのかもしれない。
圧倒的に人気を集めて時代を代表するような指揮者がいないような。
ソリストにしても超絶技巧を駆使するプレーヤーが輩出しているが、「大家」と呼ばれるような人はいない。その結果、CDが売れなくなっているし、楽器の人気も下火なのだと、ある工房マイスターから聞いた。
先日、WOWOWドキュメンタリー番組で 「走り始めた指揮者 ~山田和樹」 を観た。
2009年9月のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝したという逸材。
現在31才という若さで、すでにカリスマ的雰囲気を周りが感じているようだ。小澤征爾の再来?
本人はいたってふつうに振舞っているが、明るいキャラで自然と周りを惹きつけるという、やはり生まれ持った才能なのだろう。
ぜひその才能を大きく開花させてほしいと願う。
(自分にとってかすかな夢でもあったから)
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