MUSE はどこにいて、誰に微笑むのだろうか。
ステージで演奏するプレーヤーは音楽に陶酔してしまってはいけない。
熱いハートと青白く熱する頭脳のバランスが必要だ。
平常心ではこの状態にはなれない。
神経伝達物質であるアドレナリンが放出されて、ある種の興奮状態になることが必要だ。
ドキドキとは違う。
こうした自分を楽しみながら一方で客観的にコントロールする冷静さも必要。
こうして生み出された音楽が空気の振動によって
客席の聴衆の耳に届けられる。
MUSEはこの空気の振動と聴衆の心の波動を見守っているに違いない。
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「ハーモニーは結果ではなく重要なのはそれに至るプロセスである。他との関わりの中で自分を確かめる歓び、それが結果として美しい響きとなって聴こえてくるのが理想である。」(武満徹:「調和の幻想」から)
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