これはいつの写真だっただろう。20年位も前かも。
市民オーケストラ本番前の舞台袖で撮ってもらったもの。
当時の使用楽器は旧東ドイツ Grunert 製。
大学オケ一回生の時に購入して、25年間ほど愛用した。
パンチのある音色が気に入っていたがニュアンスを表現するのは難しかった。
その後、1946年チェコ製を使用。A線の味わいが気に入っていた。
その楽器はいま、音大の女学生のもとに。音色を気に入ってくれているようだ。
楽器を可愛がってもらって、いろんな音楽を奏でてほしい。
そして現在私が使っているのは中村良樹氏が1976年にクレモナ工房で製作した楽器。
力強さと繊細さを併せ持っていて気に入っている。
弦楽器奏者にとって楽器本体とともに弓とのいい出会いもなかなか難しい。
お世話になっている楽器工房マスターに薦められて、一時期、
ベルギーGuillaume製の新作を使っていた。
その力強さは使いこなすにはちょっと手ごわくて手放してしまった。
いまはドイツのボッシュ製を使っている。
まあ、楽器や弓よりも、自分の耳と練習量が一番の問題なのだけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿