2010.2.14 (バレンタインデーに)
市原市市民会館大ホールにて
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ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラベル : 亡き王女のためのパバーヌ
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
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オトナでオシャレな感じのする、なかなかいいプログラムだった。
弱音で終わる曲だけで構成するとは。
前半の演奏時間は2曲で20分足らずで、ベルリン・フィル演奏会のような演奏時間の短さ!
パバーヌはアンコールで演奏されることが多い曲だし。
でも、いろんな楽器のソロ演奏を楽しむことができて、お客様も観て聴いて、楽しめたのではないだろうか。
半年に一度のステージ演奏のアマチュアオケにとって、ソロプレーヤーの一回きりの本番への想いはプロの数倍は強いものがある。それがいい面で現れた演奏だった。
それにしても「悲愴」は凄い曲だ。
とくに第一楽章はソナタ形式と言いながら、単純な繰り返しは一切無くて、全編展開部のような趣き。
うつ状態を何度も経験したチャイコフスキーならではの推敲の執拗さの賜物だろうか。
1500席の客席を99%埋め尽くしたなかでのいい演奏会だった。
1 件のコメント:
ドビッシーとラベルという2曲を聴いての感想は、ちょっと表現が難しいかな?イメージが今一歩と思いました。
「悲愴」は大変良い出来だったと思います。
今後に期待です。
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