2008年8月31日日曜日

Beijing2008 宴のあとで・・・

「いよいよ個人の力(技)が組織力を上回る時代がやってきたのかもしれない。」

☆  ☆  ☆

これはサッカー決勝戦(アルゼンチンvsナイジェリア)の感想として前園真聖氏が語っていた言葉です。

私は残念ながらサッカー決勝戦を見逃しましたが、Beijing2008では水泳のフェルプス、トラックのボルト、棒高跳びのイシンバエワなど超人的な個人技で観客を魅了してくれました。

最近違うかなと思うのはメダリスト達が有頂天になって浮かれていないように見えることです。そして素顔がとても親しみやすい人達なのも印象的。(日本人メダリスト達も同じく)
オリンピック選手達はずば抜けた才能を持ち特別な運命を担っているのですが、そういう人達でも身近に感じられるようになったと思うのは私だけ?

選手一人ひとりがチームからの重圧に負けないでまず自ら楽しみ、周りに感謝する気持ちを持っているのが大きいように思います。

 
今回残念なことは

「星野仙一、もう辞めろ!」というヒステリックな日本マスコミの論調です。

試合前とは手のひらを返したようなこの態度はいかがなものでしょうか。敗因はいろいろあるのに一人の人間を集中攻撃する日本のマスコミの悪癖はいつまで続くのやら。これでは偉そうにどこかの国を批判する資格はないです。

⇒ 北京オリンピック公式サイト      " One World One Dream "

Cockpit of WAKASHIO

JR外房線特急「わかしお」運転席

たまたま連結部の運転席コントロールパネル類のスイッチが入っていたため、パチリ。
これを見ながら地上のレールの上を走る電車に比べて空間を移動する飛行機の操縦がどんなに難しいものか想像していました。


2008年8月24日日曜日

熱いゾ~OKINAWA~

いま流行だという沖縄料理を友人と食してきました。




沖縄ほど、その自然・文化そして人が強烈な個性を放っている都道府県は他にないのでは。

沖縄ブームだと言われますが、どこか八方ふさがりの感がある今の日本にあって、その「熱さ」に心惹かれるものをみんなが感じているということでしょうか。

JR新橋駅前 "あしびなぁ~"

上を向いて~SKY

最近、空模様が不安定なことが多く、空を見上げることがたまにあります。

FUJIYA ↑ (銀座数寄屋橋交差点) ↓ SONY


ある日の多摩川土手(下丸子)

2008年8月15日金曜日

Karajan か Böhm か

私がClassic Musicを聴き始めた1960年代後半は指揮者というと「カラヤンかベームか」でした。

その二人の演奏スタイルの違いをよく示しているのが 
Schubert Symphony No.8* in C major D944  "The Great" 

(*以前は No.7 とか No.9とか番号がついていましたが最近はNo.8が主流のようです)


1963年録音      1968年録音

録音会場はいずれもベルリン・イエスキリスト教会で、録音技師はギュンター・ヘルマン。
古き良き時代のシューベルト観を表現しているKarl Böhmに対して、Karajanの演奏からは新しい時代の旗手たらんとする passion & energy が伝わってきます。
ベームの演奏は第二楽章 Andante con moto にその美学が結実していると感じます。Melodyの歌わせ方がじつに自然で、チェロの歌い方などはウィーンフィルかと思わせます。
一方のカラヤンの演奏では、con moto (動きを持って)とはこういうことかと納得させる強い意志を持った前進力が漲っています。 
(ちなみにこの曲を音楽愛好家の友人宅のリビングに据えられた立派なステレオ装置でフルトベングラーの演奏を聴いたときの驚きは凄かったです。もう止まるのではないかというまでの大胆なテンポ変化!)

Karajan と Böhm それぞれの気に入った演奏は何かと 改めてLP Libraryを聴き返したところ、いずれもコンチェルトでした。

《Herbert von Karajan》

左 Brahms Piano Concerto No.2 : Pf ⇒Géza Anda
*3rd movement Solo Cello  Eberhard Finke が素晴らしい!
右 Beethoven Piano Concerto No.1 : Pf ⇒Christoph Eschenbach

いずれの演奏もカラヤンが心優しい人物だったことを感じさせてくれます。

《Karl Böhm》
左 Brahms Piano Concerto No.2 : Pf ⇒ Wilhelm Backhaus
右 Mozart Piano Concerto No.18 & 23 : Pf ⇒Maurizio Pollini

ベームの演奏は音楽の流れにどことなくぎこちなさを感じることがあるのですが、これらの協奏曲の演奏ではそれを微塵も感じさせません。ブラームスの滋味、モーツァルトの溌剌さ、いずれも超一流です。

ここまで書いてきて、今一度 カラヤン/ベルリン・フィル の組み合わせで最高のPerformanceを聴かせてくれるのはと考えると Richard Strauss ではないかと思います。


明晰さ、力強さ、技巧 そしてやさしさのバランスが素晴らしい。管弦楽曲集の中の一押しは、弦楽アンサンブルによる メタモルフォーゼン です。

22年ぶりの箱根

夏季休暇の初日、22年ぶりに箱根ドライブしてきました。
相模湾を望む湘南道路から箱根ターンパイクを登るルートだったのですが、勾配とカーブがさして気にならず、この20年間の自動車の性能進化を感じました。 (LEGACY 水平対向engine)



あいにくの曇り空で芦ノ湖の奥に鎮座する名峰・富士山は拝めず残念。

湖面標高723mの芦ノ湖湖畔の風は爽やかでした。 (湖岸全長 19.9km, 最大深度 43.5m )


標高1357mの駒ヶ岳も雲に隠れていました。その奥の強羅へ足を伸ばそうと思いましたが湖岸道路が渋滞につき断念。


途中、立ち寄った箱根ホテルには外国人観光ツアー客の団体ご一行様で賑わってました。自分が関東エリアで外人を観光案内するなら、やはり富士山を囲む箱根や富士五湖周辺か、日光あたりかな。



「チーム北島」プロジェクト

北京オリンピックはまだ中盤ですが、日本人選手の爽やかな戦いぶりが気持ちを明るくしてくれます。
その中でも圧巻は、やはり北島康介の2冠2連覇達成ではないでしょうか。

以前の目をギラギラさせ、ふてぶてしさも漂わせていた人物が、どん底を味わってから再び這い上がって頂点に返り咲いただけに、その口から静かに出てくる感謝の言葉に感動しました。

「自分一人の勝利ではない。みんなで喜びを分かち合いたい。感謝しています。」


北島康介選手(26)
平井伯昌コーチ(45)
岩原文彦(36) 日本体育大学助教授、レース戦略・身体能力数値化
  ⇒*岩原ノート 
小沢邦彦(38) マッサージ
田村尚之(42) 肉体改造筋力トレーニング
加藤明生(34) 鍼灸師
○○○○      泳法動作解析

日本のスポーツ界からメンタル面での悲壮感を取り去るのに次の番組の貢献も大きいのかでしょうか。

後半のフィールド競技も楽しみです。

2008年8月13日水曜日

♪強化合宿♪ in あーすぷらざホール


来年4月12日の Cellissimo Bravissimo!演奏会 に向けて、始動しました。
今回、強化合宿(8/8-10)の会場に選んだのはJR京浜東北線の本郷台駅前にある「あーすぷらざ」内のホール。

ホールを借り切って集中した練習ができました。
チェロ12本のアンサンブルは、すべてのパートがトーンなのでオルガンのようなハーモニーを響かせる一方、オーケストラ曲の編曲ものでは Fluteや Hornなどをイメージしながら多彩な音色を創り出すのも楽しみであり大きな苦労です。


チェロ12重奏アンサンブル ⇒ Cellissimo Bravissimo!(HP) は結成7年目を迎えます。
あと半年でどこまで人の心を揺さぶる響きを創り上げられるか、毎回の練習を大切にしていきたいです。

♪ ♪ ♪


2008年8月2日土曜日

推進力と歌心

久々にClassic musicの話題を。
今年はHerbert von Karajan の生誕100周年(1908.4.5 ザルツブルク生)。

中学校の音楽の授業で聴いて感動して、すぐにレコードショップで買ったのが次のLPです。

Beethoven Symphony No.9     「運命+未完成」

いずれも1962年にベルリン・イエスキリスト協会で録音されたもの。
当時から買い集めたLPライブラリーは今でも大切に持っています。

聴くたびにレコードプレーヤーにかけるのが億劫になったのと、ステレオの前に鎮座してがっぷり音楽と向き合うことができなくなって、MD walkmanに録音して聴いています。
私が学生時代の頃(1970年代)は、どこかの家からステレオから流れる音楽が聞こえたものですが、最近はそういうことはなくなりましたね。(騒音問題?お金持ちは防音室?)
Classic musicは小説を読むのと同じで、部分的なつまみ食いではなく、全体を捉えるようにじっくり聴きたいと思いつつ、どこか気持ちにゆとりがなくなっています。

それはさておき
私がカラヤン・ベルリンフィルの演奏に魅力を感じるのは、その推進力と歌心の融合です。
カラヤンはとてもpassionが強い人だったと思うのですが、その熱気に誘われて、つい飛び出してしまったまま録音されているものがいくつもあります。カラヤンの演奏は縦のアンサンブルがたとえ乱れようとも、プレーヤーの自発性を重んじて音楽の推進力に身を任せるようなところが好きです。
そして、もう一つ好きなのがその歌心。
リハーサル風景など見ると、legato奏法をとても大切にしているのがわかります。

内なるPassionに基づいた推進力と歌うことの特性がもっともよく活かされていると感じるのが Beethoven と Richard Strauss です。